標準語では伝えられない想いがここにある!北海道民が語る、標準語で説明できない方言【学生記者】 (1/3ページ)
こんにちは、北星学園大学短期大学部のなるです。
突然ですが、みなさんは普段自分の言いたいことがうまく周囲に伝わらなくて歯がゆい思いをした経験はありませんか。実は私を初めとして、道民はいつだって想いを伝えられなくて歯がゆい思いをしています。それはなぜか? 標準語では説明できない方言があるから、言葉が見つからないのです地方出身の大学生のみなさんなら、上京して初めてそんな歯がゆい体験をしたという人も多いのではないでしょうか。「標準語で伝えられない想いがここにある!」……ということで、今回は道民である私が「道民が標準語で説明できない方言」についてご紹介します。
1. 北海道弁のラスボス「~ささる、~さる」
「このペンまだ書かさるわ~」「このペン書かさらないわ~」
あなたはこの言葉の意味がわかりますか? わかってしまったあなたは道民、わからなかったあなたはきっと道外の方でしょう。北海道弁で最も説明が難しいであろうこの言葉「~ささる、~さる」。このことから『北海道弁のラスボス』と異名を持つとか持たないとか……。この「~ささる、~さるを標準語で説明できない問題」は北海道あるあるすぎて、道民同士で盛り上がること間違いなしの会話ネタです。