体中の神経は全長72km!神経の若返りで不調が吹き飛ぶ理由 (1/2ページ)
『脳神経外科医が教える 病気にならない神経クリーニング』(工藤千秋著、サンマーク出版)は、著者の言葉を借りるなら「あらゆる不調を招く『老化した神経』を若返らせて、病気にならない体をつくる本」。
そして著者は、神経とは、命をつなぐ生命線であり、「若い神経には、すべての不調を遠ざける力が備わっている」と考えているのだそうです。
つまり、神経が体のなかではいちばん大事で、その神経が若返ればすべての不調は吹き飛んでいくということ。
■替えのきかない神経はクリーニングするしかない
そのような考え方をもとに、神経を若返らせる方法として著者が考えたのが「神経クリーニング」。
なぜなら神経は体のなかで唯一替えがきかない部分であり、簡単には新しくつくれないから。
心臓や肝臓などの臓器や血管ですら移植は可能なのに、現代の医術をもってしても、神経の移植はとても難しいのだそうです。
また、細胞や血液は毎日新しいものがつくられて入れ替わりますが、神経は新調することが不可能。
だとすれば、神経を若返らせたいのなら、クリーニングをしていまある神経を磨くしか方法はないということ。
■人間は20以上もの感覚を神経から脳に伝えている
そもそも著者は常日頃から、「人間は神経でできている」と考えているのだそうです。
その証拠に、「五感を研ぎ澄ます」どころか、人にはもっとたくさんの感覚があるのだといいます。
私たちはバランスや痛み、温度、のどの渇きなど、20以上もの感覚を認知できるといわれているそう。こうした感覚をもとに、まわりでどんなことが起きているのかを感じ取ることができるということです。
視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚をはじめとするこうした感覚は、神経の働きに大きく依存しているもの。いわゆる五感も、神経を通さなくては脳に伝わらないわけです。
よって、「五感を研ぎ澄ます」ということは、「神経を研ぎ澄ます」ことと同じだという考え方です。