言い訳ばかりしてしまう自分を変えるコツ3つ (2/2ページ)

学生の窓口

そうすることで叱責の対象が他へと移るかもしれませんし、そのまま叱責されたとしても「でも本当に悪いのは自分じゃないし!」なんて、心を納得させることができるでしょう。しかし、そこで終わってしまえば、自身の成長にはつながりません。

人は誰でも失敗をするもの。そしてそこから何かを学び、成長していきます。自分が悪かった点を認め、どうすれば良かったのかを真剣に考えることで、「次」につながる経験となるでしょう。ミスを指摘され叱責されたら、まずは自分のどこが悪かったのか考えましょう。その上で、自分の至らなかった点を認め、素直に謝罪してください。「××さんがやれって言ったけど、具体的な指示はなかった。本当は自分で確かめるべきだったのに、それを怠った」と思うことができれば、素直な心で「すみません」と謝れるはずです。そんな思いは確実に相手にも伝わりますし、自分の次の行動の指針にもなってくれるでしょう。

■「言い訳」と「説明」は違う! 相手の立場に立った発言を


よく言い訳をしてしまう方の中には、自身の言い訳に気付いていない方も少なくありません。「いや、これは自分を守るための言い訳ではなく、ただ状況を説明しているだけだし!」というわけですね。しかし残念ながら、すでにこれが言い訳なのです。なぜなら、こんな言葉が出てくるのは、相手の立場を全く考えていないから。相手にとっては「状況」よりも「結果」が大事。それを認めてくれない相手に対して、イライラは募るばかりでしょう。

とはいえ場合によっては、きちんと状況を「説明」する必要もあります。こんなときには、自分の非を認め謝罪し、相手の気持ちが落ち着いた頃合いを見計らって、事実を淡々と伝えるのがおすすめです。こんなときにも、「しかし自分がこうすれば防げたはず」という視点を忘れないでくださいね。

言い訳をすると一時的には楽になれるかもしれません。しかし、「言い訳をする人」と「しない人」では、その成長度に大きな差が生まれます。言い訳ばかりしてしまう自分に気付けたら、それが大切な第一歩! 思考の転換で、よりカッコイイ大人を目指してみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)

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