閉経はいつ起こるの? 閉経の徴候と疾患リスクについて (1/3ページ)
月経がみられる女性であればいつかは迎えることになる閉経は、いつ頃起こるのでしょうか。
閉経が近づく時にみられる症状や閉経とはどのようなものなのか、どのような変化が起こるのかを詳しく解説していきます。
□閉経とは卵巣機能の低下によってエストロゲンの分泌が激減することで起こる様々症状である
□閉経前後はホットフラッシュやイライラなどの精神症状がみられ、骨粗鬆症、脂質異常症などの疾患リスクも高くなる
□閉経の症状は事前に対応策をとっておくことで和らげることができる閉経とは閉経とは、加齢により、卵巣の機能が低下して生理的な月経が永久的に停止する状態です。45歳以上の方で、1年間連続して月経がみられない場合に閉経と診断されます。
閉経の平均年齢は50~52歳と言われていますが、個人差があり、40代後半から50代後半までに見られるのが一般的です。
しかし、40代前半、30代、20代の早いうちから閉経がみられる方もいます。早くに閉経を迎えることは早発閉経と呼ばれ、不妊治療の対象となる場合もあります。
反対に、50代後半を過ぎても月経が続いている方は遅発閉経と呼ばれます。遅発閉経の場合は、ホルモン依存性の悪性腫瘍が隠れている場合もあるので注意が必要です。閉経はなぜ起こるのか女性は加齢によって卵巣の機能が低下して排卵が起こらなくなると、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が著しく低下します。
月経周期において、卵巣から卵胞が発育し、排卵が起こると黄体ホルモンが分泌されますが、排卵が起こらないので黄体ホルモンも分泌されず低下します。
すると、脳下垂体から少なくなった卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌を促そうと、卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの分泌が活発になります。