閉経はいつ起こるの? 閉経の徴候と疾患リスクについて (2/3ページ)
ですが、卵胞ホルモンの分泌は物理的に行なえなくなっているため、卵胞ホルモンと黄体ホルモンは著しく低下したままで、卵胞化ホルモンと黄体化ホルモンが非常に多くなり、ホルモンの状態がアンバランスとなります。
今までは周期的に増減しながら分泌されていた女性ホルモンが急激に変化するため、ホルモンバランスが崩れることでみられる症状や、卵胞ホルモン(エストロゲン)が欠乏することで起こる症状などがみられるようになります。閉経が起こる徴候卵巣機能の低下はある日突然起こるものではなく、徐々に起こり始めます。それにより、ホルモンバランスの大きな変化から様々な身体的症状や精神的症状が見られやすくなります。
月経の乱れ
卵巣機能が低下して、月経が周期通りに起こりにくくなる。
経血量の変化
閉経が起こる前は、経血量が多くなり、短い日数で一気に終わることもある。
月経周期が不規則になる
2~3カ月間、月経が来ない時期があってまた来るなどが見られる。
ホットフラッシュ現象
突然の顔や首のほてりや発汗、動悸、倦怠感、めまい、肩こり、頭痛などの身体症状が現れる。
精神的な症状の変化
イライラ、気分の落ち込み、情緒不安定、不安感、夜に眠れない、涙もろくなる、やる気がなくなるなどがみられる。
その他
便秘や下痢、食欲不振、吐き気などの胃腸症状が見られることも。
更年期がみられる50代前後は子供の巣立ちなどの女性のライフスタイルの変化も起きやすい時期でもあり、本人の周辺環境や、もともとの本人の性格などの影響もあり、人によって症状の出方や症状の度合いが異なります。
生活に支障をきたすほどの辛い症状がみられる時は更年期障害と呼ばれ、治療の対象となります。閉経後の症状閉経を迎えた後は、エストロゲンが欠乏することによって以下のような症状が見られます。