”GODZILLA”と呼ばれたクルマ「日産・GT-R」のこれまでを振り返る (4/4ページ)

イキなクルマで

それは、G、T、Rだ」カルロス・ゴーン日産CEOのこの言葉とともに、長い沈黙を破って2007年に発表されたのが現行型である6代目GT-Rです。

「マルチパフォーマンススーパーカー」と自らが謳うこのクルマは、これまでのスポーツカーの常識を根底から覆すものでした。世界でも前例のないトランスアクスル方式AWDの採用、クリーンルームでのエンジンアッセンブル、自然界のあらゆる力を効率的に利用するなどがそれに当たります。ほぼ毎年のようにアップデートが行われ、最新の2017年モデルでは空力性能がさらに向上、内装にも大きく手が加えられるなど進化の手が緩むことはありません。

■まさしく「神の化身」であるGT-R

その時代の中で最高のパフォーマンスを身にまとい、スポーツカーの頂点に君臨し続けるGT-R。中古車の人気がとても高く、原則として国内専売であった(R34、R35など一部例外あり)GT-Rの多くが海を渡っています。海外でもチューニングベースとしてもてはやされ、日本国内と同じような過激なチューニングメニューが人気です。映画「シン・ゴジラ」でゴジラは「神の化身」と呼ばれていましたが、オーナーたちにとってGT-Rの存在こそがまさしくそれに当たるのでしょう。

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