リスク8割減!? 40代からの「ガンにならないためにすべき10の処方箋」 (1/5ページ)
「自分はまだ若いから!」 そう心の中でつぶやいて、がんは自分とは無縁のものと思っている30~40代の人は多いだろう。しかし! その考えは甘いのである。実は、「50歳を境に急激にがん患者が増えるのは、40代前後からの悪習慣の積み重ねが影響しているのは否定できない」(都内の大学病院医師)と言うのだ。
さらに、がんによっては、40代から早くも患者数が増えるものもあるという。『がんは8割防げる』(祥伝社)などの著書がある、新潟大学名誉教授で、予防医学の権威である岡田正彦氏(医学博士)は、「男性の場合、大腸がん、肺がん、胃がんの患者数が40歳以降、増加しています」と話すのだ。
だからこそ、まだ若いと自負する年代であっても、油断できないのである。そこで本誌は、40代から始めたい「がん予防」を徹底取材。結果、処方箋とも言うべき“がんにならないためにすべき10のキーワード”を見つけたので、紹介していこう。
まず、なんといっても真っ先に実行してもらいたいのが禁煙だ。「禁煙=がん対策」とは、子どもでも知っている一般常識。それを今さら言うのは、肺がんの実に80%の原因がタバコとみられるため。がん対策で避けては通れない道なのだ。しかも、「タバコは他にも食道がん、大腸がん、胃がん、白血病などによる死亡率を約2倍に高め、がん全体で見ても、その2割以上の原因がタバコとみられます」(前同)
本来、遺伝子には細胞分裂があまり活発になりすぎないように調整している部分がある。ところが、何かのはずみでそこが傷つくと、細胞分裂のコントロールが効かなくなり、それが原因で“発がん”する。実はタバコには、この“コントロール破壊物質”が多く含まれているというのだ。ちなみに、タバコの発がんリスクは「量」と「時間」に比例して高まる、つまり、完全に禁煙しなくとも、タバコの本数を減らせば減らすだけ、発がんリスクは確実に減るのだ。
また、タバコを吸わない人でも、気をつけていただきたいのが副流煙。他人の煙は、自分で喫煙する以上に発がん性が高いからだ。