サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「プレストウィックの末脚が穴!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「プレストウィックの末脚が穴!」

 今週は東京で「AR共和国杯」が行われる。長距離のハンデ戦だが、過去5年は8番人気以内で決着。中穴傾向の重賞だ。一方、京都の「みやこS」は、過去6回のうち5回で4歳馬がV。しかし今年は3歳馬の上位独占も!?

 東京を舞台にした芝2500メートルのハンデ戦。今週のメイン、アルゼンチン共和国杯は、春の目黒記念とまったく同じ条件で争われるGII重賞である。

 ただ、ここで好走したスクリーンヒーローや、その子ゴールドアクターなど、ジャパンC、有馬記念で上位争いを演じる馬も少なくなく、大いに注目すべき重賞と言っていいだろう。

 中長距離のハンデ戦ということで荒れるイメージが強いが、意外やそうでもない。馬単導入以降、これまでの14年間、その馬単で万馬券が飛び出たのは5回(馬連2回)。この間、1番人気馬は3勝(2着3回)。2番人気馬は4勝(2着3回)。特に大きく荒れることはなく、まずは中穴傾向の重賞と言えそうだ。

 また、00年以降の16年間(以下同)でわかることは、出走頭数が少ないとはいえ、7歳以上の古馬は連対がなく、苦戦を強いられている。やはり、往年の力は発揮できないということか。

 おもしろいことに、この重賞に限っては4歳馬が圧倒的に強い(10勝、2着6回)。サラブレッドが最も充実するのが、この4歳秋。当然と言っていいのかもしれない。このことは馬券戦術上、頭に入れていてよさそうだ。

 ハンデはどうだろう。これまた意外と言うべきか、重い斤量を課せられた馬がよく連対を果たしている。55キロ=2勝(2着4回)、56キロ=5勝(2着4回)、57キロ=2勝(2着0回)、57.5キロ=4勝(2着2回)。58キロ以上背負った馬も2着が2回ある。

 というわけで、上り坂、充実期を迎える4歳馬、ピークにある5歳馬なら重いハンデを課せられても、ちゃんと期待に応えてくれるということか。

 以上のデータを踏まえたうえで、顔ぶれを見てみよう。最も連対を果たしている4歳馬は、シュヴァルグランモンドインテロの2頭。この両馬は実績から、確かにチャンスはありそうだ。

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