【糖尿病リスク高】昼寝40分以上でメタボ・心血管系疾患も (1/3ページ)
みなさんは、昼寝(シエスタ)をしていますか?
昼寝には、「日中の集中力が維持できる」「夜の睡眠によい影響を与える」などの効果があるとされおり、最近ではグーグルやナイキなどの一流企業でも積極的に採用されています。
そんなスゴい効果がある昼寝ですが、正しい方法で行わないと、だるさが増してやる気が出なくなってしまうこともあるので注意が必要。しかも、とある研究報告では「長時間の昼寝は2型糖尿病にかかるリスクが高まる可能性がある」という指摘もあるのです。
そこで今回は、よい昼寝をするための理想的な条件、そして昼寝と糖尿病の関係についてご紹介します。“よい昼寝”は、深い睡眠に入る前に起きられるかで決まるまずは、昼寝についておさらいしてみましょう。
睡眠の研究者によれば、20〜30分の昼寝で、乱れた概日リズムを整えたり、寝不足が原因で起こるさまざまな内分泌異常を調整したりする働きが期待できるのだそう。逆に20〜30分以上の昼寝は、深い徐波睡眠に入り、通常の睡眠サイクルの途中で起きることになってしまうので、「睡眠慣性(または睡眠酩酊)」が発生。睡眠から覚醒状態に上手に切り替わらず、昼寝から目覚めたときにぼんやりして疲労感が残ります。
通常15〜30分、長い場合は4時間ほど続き、仕事のパフォーマンスが全体的に落ちる、単純作業でもミスをしやすくなるといった悪影響が。
つまり“よい昼寝”とは、昼寝の時間を深い睡眠に入る前(20〜30分程度)までに収めることが必須条件。それ以上の時間になると、体内時計を整えたり、睡眠不足を補ってスッキリしたりする効果も望みにくい、ということになります。糖尿病など病気のリスクが高まらない昼寝のボーダーラインは30分続いては、昼寝と糖尿病の関係についてのお話です。
冒頭で紹介した「長時間の昼寝は2型糖尿病リスクが高まる可能性がある」という理由は、東京大学の糖尿病・代謝内科研究チームが行った、アジア・欧米の被験者307,237人が関わった21の研究結果に基づきます。