小池百合子 欲望と裏切りの永田町「にんげん相関図」!(1)安倍総理が発した「小池ブームはすごいね~」の意味 (2/2ページ)
この選挙は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が争点となり、現職の泉田裕彦氏(54)が出馬を撤回したあと、当初、自公推薦候補の森民夫氏(67)以外に候補者がおらず、楽勝ムードが漂っていた。
しかし、これまで国政選挙で4回落選していたが、再稼働に慎重姿勢の米山隆一氏(49)が出馬表明すると、あっという間に情勢調査で接戦に持ち込まれ、慌てて二階氏ら党幹部が現地入り。
「支持団体を回り、『選挙で負けたら原発は動かなくなる』と叱責するような口調で手綱を引き締めていました」(地元紙記者)
しかし、そんな労力もむなしく、5万票以上の差をつけられて惨敗してしまったのだ。
解散に向けて自民党内で議論に上がるのは、小池氏の存在。政治評論家の浅川博忠氏はこう話す。
「自民党は衆院補選で連勝しましたが、何をしたわけでもなく、『小池人気』に便乗して勝てたことは否定できません」
若狭氏は前回都知事選で、党方針を無視して小池氏の応援に回った。冒頭のように安倍総理が、反旗を翻した若狭氏の街頭演説に訪れるのは異例と言えよう。関係修復のアピールに躍起だが、腹には一物あるようで、
「若狭氏の当選が確実とわかったあとに安倍総理は、『やっぱり小池ブームはすごいね~』と茶化したような言い方で関係者に話していました」(政治部記者)
安倍総理の本心は別にして、解散のキャスティングボートを小池氏が握っているのは間違いないようだ。