咳止めの薬は簡単に使うべきじゃない? 意外な落とし穴を知ろう! (3/4ページ)

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去痰成分
その名の通り、喉にからんだ痰を取り除きやすくしてくれる成分です。

気道から分泌される粘膜の分泌を増やし、痰の粘りを薄めることで痰を切れやすくしてくれたり、あるいは痰の中の粘性たんぱく質に作用し、粘り気そのものを減少させて痰を切れやすくしてくれたりします。

前者は「グアイフェネシン」、「グアヤコ―スルスホン酸カリウム」、「塩酸ブロムヘキシン」、後者は「塩酸エチルシステイン」、「塩酸メチルシステイン」、「カルボシステイン」などが代表的です。

気管支拡張成分
こちらも文字通り、気管支を拡張させる成分です。気管支を拡張して呼吸を楽にすることで、咳をやわらげてくれます。喘息にも効果があるので、喘息の方はこちらを利用しましょう。

ただし血圧や心拍数、血糖値が上昇することがあるので、高血圧や心臓疾患、糖尿病などの持病がある方は注意してください。

この効果を持つ成分としては「メトキシフェナミン塩酸塩」「メチルエフェドリン塩酸塩」「ジブロフィリン」「テオフィリン」などが代表的です。咳によって有効な成分が違う!ここまで薬の成分を紹介してきましたが、先ほども説明した通り咳の種類によってどの薬が有効なのかが少し変わってきます。

乾性咳嗽
コホッ…コホッ…という乾いた咳が出るのが特徴です。痰を伴わないので、咳も乾いたものが出てきます。こういった咳の場合は、アトピー咳嗽や胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎などが考えられますね。

これらには中枢性鎮咳成分を含む薬が有効です。ただし咳喘息の場合も考えられるので、その時は気管支拡張作用のある薬の方がおすすめです。

湿性咳嗽
ゴホゴホという喉に何かが絡まっているような咳をしている時は、風邪や気管支喘息、気管支炎、肺炎などが考えられます。痰が絡まっていることが多いので、去痰成分が含まれている薬を飲むのがいいですね。薬を使わない咳き止めの方法最後に薬を使わない咳き止め方法を紹介しておきましょう。やはりできるなら薬は使わない方がいいものですから、軽い咳ならこれらで対処していきたいところです。
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