キャンパスマップがまるで世界地図! 学園祭グランプリ2014MVPを受賞した東京外国語大学・外語祭の見どころ【学生記者】 (1/2ページ)

学生の窓口

初めまして、東京外国語大学3年のBLACK IRISです。
大学の学園祭といえば芸能人のライブ、ごった返す人の波、屋台の焼きそば……。こんなイメージを覆すハイスペックな学園祭、それが東京外国語大学(以下、外大)府中キャンパスで開催される外語祭です。外大は中国語、フランス語などのメジャー言語から、ラオス語、カンボジア語などのマイノリティ言語を含む27言語、30地域の専攻に分かれており、それぞれの国、地域の特色が現れた出し物はほかの学園祭では味わえないおもしろさがあります。今回は11/19(土)~11/23(水・祝)の第94回開催を目前にした外語祭について、その見どころをみなさんにご紹介したいと思います。

1.100年の伝統息づく外国語劇

外国語劇の初まりは明治33年にさかのぼります。当時から語学のエキスパートとして期待されてきた外大生による外国語劇は、皇室の方々や各国大使も観劇されたとか。その後、日露戦争や第二次世界大戦の影響を受け、公演自粛を余儀なくされたり、学生運動の起こりとともに再び盛り上がりを見せたりと、長い歴史の積み重ねを経て現在の外国語劇へと変化してきました。

みなさんも、第二外国語で勉強している言語の外国語劇を見れば語学学習意欲が高まること間違いなし! 一方、字幕が表示されることによってどの言語でも問題なく観劇できるので、全く未知の言語の外国語劇を見てお気に入りの言語を見つけるというのも楽しいかもしれません。外大の外国語劇は音響、衣装、字幕、照明などの裏方から出演者まで全て専攻語科内のメンバーで協力し合って作り上げています。

この記事の筆者(BLACK IRIS)はアラビア語劇に出演した経験がありますが、衣装にはアラブに短期留学したアラビア語専攻の同期が現地から調達してきたものと、アラブ各国の大使館から借用した民族衣装を使用しました。各国各地域の本格的な民族衣装が見られるのも外国語劇の隠れた楽しみ方です。

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