かつて人体実験が行われていたり、劣悪な環境にあったアメリカの11の精神病院 (6/7ページ)
ベルーラは妄想が続いていたのに、10週にわたって15回も電気ショック療法を受けさせられ、のちに医師が彼女の頭にドリルで穴を開けて、前頭葉を切除した。この話を伝え聞いたベルーラの孫娘、クリスティーン・ジョンソンは、証拠書類をかき集めて、こんな古臭い残酷な施術が行われた理由や、ロボトミー手術を合法化して一般的に広めたエガス・モニスにノーベル賞が授与されたことに対する説明を求めた。
ベルーラは数十年この施設で過ごした後、1972年に開放された。だが、どういうわけかこの施設は今日でも運営している。・3. グレイストーン・パーク精神病院(ニュージャージー州モリスプレインズ)1876年~現在
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この施設もほかの精神病院と同様、過密状態だった。1600人収容のところに、2412人の患者がひしめきあっていた。さらに、ここではPTSDに苦しむ退役軍人にインシュリンショック療法や電気ショック療法を行っていた。フォークミュージック界のレジェンド、ウッディ・ガスリーが入院していたことでも知られている。
ガスリーは入っていたのは、1956年から61年。遺伝性の退行性神経障害で難病のハンチントン病だった。入院中、ガスリーはここを"墓石"と呼び、ワーディ・フォーティと呼ばれた病棟でたくさんの手紙を書いた。たとえ精神疾患だと診断されても、健常者と同様、患者たちも人との接触や相互のやりとりが必要だということを証明している。・2. ペンハースト児童養護施設(ペンシルベニア州スプリングシティ)1908年~1987年
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患者に対する虐待は非難すべきものだが、特にこの精神病院の子どもたちへの治療は非道極まりない。