若い女性に多い過呼吸症候群 紙袋をあてる応急処置は間違い! (2/3ページ)
血液がアルカリ性に偏っている状態をいうアルカローシスが見られるほか、二酸化炭素分圧の低下、動脈血酸素分圧の上昇などがみられます。 また、レントゲン、心電図などの検査を行い、動悸や頻脈の状態や体内の二酸化炭素量の減少を確認することが必要です。 さらに過換気症候群の発作のトリガーはいくつかの器質的な疾患と共通しています。 そのため、気管支喘息発作初期、肺血栓塞栓症、心筋梗塞、感染症、外傷などの器質的な疾患ではないことを医師によって確認することになります。発作が起ったら? 基本的な対応法過換気症候群と診断された場合の基本的な対応を挙げておきます。これらは発作を起こしている人に出会った場合に周囲の人にも知っておいてほしい情報です。 発作のときは残念ながら本人には説明する余裕などはありません。できれば、多くの人が基本的な対応を知っておけると良いでしょう。
必ず落ち着くということを理解する 過換気症候群の発作は間違った対応をしなければ必ず落ち着きます。まずは、そのことを知っておくことが大切です。 精神的なストレスの大きさによって、自律神経系の異常が起きていること、息ができないように錯覚しても、体内の酸素は問題ない数値であることを知っておきましょう。
深呼吸ではなく浅い呼吸をする 過呼吸になるということは、血液中の二酸化炭素を酸素に交換する作用が盛んにおこなわれているということです。 血液中の二酸化炭素が低下し血液がアルカリ性になると、様々な器官で症状がでます。意識がぼーっとしたり、手足がしびれたりなどです。 そして、その症状の辛さから呼吸ができないと錯覚するため、焦って深い呼吸をしようとしがちですが、実際には浅い呼吸のほうが適しています。 呼吸ができていないのではなく「しすぎている」ため、多少少ないくらいの呼吸のほうが、二酸化炭素が血中に残存するため、正常な濃度に近づくとされます。
抗不安薬を飲む 過換気症候群は精神的な問題から生起し、また発作への不安や恐怖はさらに悪影響を与えます。そのため、抗不安薬を飲むことで緊張感を和らげることもひとつの方法です。 しかしながら、発作は必ず治まるものですから、必ずしも処方されるものではありません。