天才テリー伊藤対談「大村崑」(1)自伝を書いたのは妻の勧めがあって (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「大村崑」(1)自伝を書いたのは妻の勧めがあって

●ゲスト:大村崑(おおむら・こん) 1931年、兵庫県生まれ。高校卒業後、神戸のキャバレーでボーイをしたあと、53年、大久保怜に師事、司会者としての修業を始める。57年、大阪・梅田の映画館「北野劇場」専属コメディアンとして舞台に立つ。58年、茶川一郎、佐々十郎とともに「やりくりアパート」の学生役で人気に。59年、「番頭はんと丁稚どん」でさらに知名度を上げる。同年、「とんま天狗」の主役を務め、人気を決定づける。「とんま天狗」が大塚製薬の一社提供だったため「オロナイン軟膏」などのCMに出演。65年から「オロナミンC」のCMがスタート。昭和40年代には街中に同商品を手にする看板が設置された。70年、「細うで繁盛記」に出演。現在も「赤い霊柩車シリーズ」などでコミカルな演技を見せている。近著に、自身の半生をつづった「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」(文藝春秋)がある。

「やりくりアパート」「とんま天狗」などのコメディドラマやCMで、まさに国民的人気を博したコメディアン・大村崑。このたび、自身の人生と交遊録をまとめた書籍を上梓したことも大きな話題に。85歳を迎えて現在も元気ハツラツ、天才テリーはそのバイタリティに脱帽!

テリー 初めまして。今日は「崑ちゃん」ってお呼びしてもいいですか?

大村 どうぞどうぞ。

テリー お会いできるのを、すごく楽しみにしていたんですよ! 僕らの世代にとって崑ちゃんは、長嶋(茂雄)さんとか石原裕次郎さんと同じぐらい特別な人ですから。

大村 それはうれしいなァ。特に60過ぎの人は、そう言ってくれる人が多いんですよ。前に旅先で大ケガして、血だらけになって病院に担ぎ込まれたことがあるんです。そしたら、60過ぎの外科の先生がやっぱり僕のファンで、大喜びして興奮しちゃって、婦長さんに「先生、ちゃんとお仕事してください!」って怒られていましたね(笑)。

テリー ハハハ、うれしくてしかたなかったんだ。

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