トヨタからの挑戦状! ルーミー/タンクはスズキの牙城を崩せるか? (2/7ページ)
ルーミーの室内は、幅:1,480㎜、長:2,180㎜、高:1,355㎜と、シエンタよりも幅で10㎜広く、高さは55㎜の差があります。長さに関しては、ルーミー/タンクは2列シートなのに対して、シエンタは3列シートのため、表記上はシエンタが355㎜長くなっています(最後列シートまでを計測する為)。
ルーミー/タンクの乗車定員は、2列シートの5名です。2列シートとすることで、シートをフルフラットにすることも可能になり、使い方の自由度が大きく拡大。また、荷室スペースを犠牲にする3列目シートが無いことで、想像以上の積載性を確保しています。
つまり、小さいボディなのに広い室内空間を実現している、コンセプト通りの作りになっているということです。
■走りを諦めない動力性能はあるのか?エンジン性能を検証する気になる動力性能ですが、基本となるのはヴィッツなどに搭載されている1,000cc3気筒DOHCという構成で、最高出力51kw[69ps]/6,000rpm、最大トルク92N・m[9.4kgf・m]/4,400rpmとなっています。
また、このエンジンをベースにターボを装着したモデルもあり、こちらは最高出力72kw[98ps]/6,000rpm、最大トルク140N・m[14.3kgf・m]/2,400〜4,000rpmとなっています。
ベースエンジンは、控えめな出力で、走りを期待するのは酷な話かもしれません。ユーザーが日常的に使う中で、動力性能の良し悪しを感じる瞬間は、停止状態からの加速でしょう。同じ排気量で、この発進時の加速感を得るには、気筒数を少なくする方法が有効です。これは、1気筒あたりの排気量が大きくなることでエンジンを回転させる力が強まるからです。
ルーミー/タンクは3気筒エンジンとすることで、アクセルを踏み込んだ瞬間のトルクの力強さを感じさせ、非力さを感じる事は少ないと思います。更に力強さを求める方は、約30馬力上乗せされるターボエンジンを選択することで、ストレスフリーな走行ができるでしょう。