不動産投資活況はいつまで続くのか? コンサルタントが指摘する投資成功の「鍵」 (2/3ページ)

新刊JP

地方都市を見ると、札幌や福岡、広島と行った中核都市はミニ東京のようになっています。でも東京はすごい伸びですよね。

――こうなると不動産投資に注目が集まるのも頷けます。福田さんは、不動産は金融商品であると述べているのは新しいと思いました。

福田:不動産を金融商品として考えれば、バブルになっている理由がよく分かります。ようは株や債券と同じなんです。

不動産は銀行の融資で購入するのがほとんどですが、銀行が貸し出しをすることで、取引も増えます。すると、不動産価格も上がっていく。この不動産が買いやすい状況を見て、業者が「さらに不動産の価値が上がるぞ」となっている。これがバブルの全貌といえます。

――この状況はいつまで続くのでしょうか。

福田:先を予測するのは不可能ですから(苦笑)答えるのは難しいですね。ただ、金融緩和はいずれストップします。そして逆に引き締めに移る時期がくるので、そこで暴落するシナリオは考えられます。

これは覚えておいて欲しいのですが、オリンピック景気という話がありますよね。そこに踊らされてはいけません。金融はグローバルに展開するものです。世界の出来事は連動しますから、世界の市場の動きは把握しておく必要があります。

■手垢がついてしまった「不動産投資ブーム」 ――今、まさに不動産投資はブームを迎えていると思います。実際書籍も数多く出版されていますが、この不動産投資ブームをどのように見ていらっしゃいますか?

福田:今は株も調子が悪いですよね。将来の不安は増え続けている中で、銀行は融資してくれる。だから取り組みやすくなっていると思います。

ただ、今、出版されている不動産投資の書籍を見ると、2009年のリーマンショック付近で投資を始めて、そこで成功した人たちがその体験をベースに語るという本が多い傾向にあると思います。

一方、この本は不動産投資を科学することを目的に書きました。そこが他の本とは違う点です。

――体験ベースで語っている方々は、「たまたま成功してしまった」という運の要素が強いということでしょうか。

福田:そういうわけではないのですが、成功するかどうかの最大の要因は「タイミング」です。

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