不動産投資活況はいつまで続くのか? コンサルタントが指摘する投資成功の「鍵」 (1/3ページ)
不動産投資がブームとなって久しく、それを指南する書籍も数多く出ている。そのため、「今からでも間に合うかもしれない」と投資用の不動産の購入を考えている人もいるだろう。
しかし、それは『不動産バブル崩壊! その時こそが投資チャンス!! 5%の勝ち組投資術』(集英社刊)を読んでからにしてほしい。
本書の著者であり、不動産コンサルタントの福田郁雄氏は、不動産は金融商品と同じだとしたうえで、データを用いながら不動産投資を成功させるための理論を紹介している。
売上だけに着目せず、確実に利益が出る不動産投資の方法とは一体どのようなものなのか? 福田氏にお話を伺った。
■今は「不動産バブル」真っただ中!それが示す意味とは? ――今回上梓された『5%の勝ち組投資術』についてうかがいます。冒頭で、2016年は局所的な不動産バブルの最終局面にあると書かれていますが、これはどういうことなのでしょうか。福田:今の不動産バブルは、2013年からスタートした日本銀行の黒田東彦総裁による金融緩和が大元になっています。
「異次元緩和」と呼ばれる緩和によって、本来企業や個人の融資にお金が回るはずだったのに、そこが伸びていない。2016年2月にはマイナス金利の導入に踏み切ったけれど盛り上がりが見えません。
では、どこにお金がいっているかというと、不動産に向かっているんです。
――それが不動産バブルというわけですね。福田:そうです。それも局所的なバブルです。本書の24ページの図表を見ていただきたいのですが、東京の商業地の最高公示価格はかつてのバブル期を上回っています。

これは東京だけの需要が圧倒的に高まっているということです。金融機関も、法人も、不動産も多いということで、マネーが集まりやすい部分があって、こういう状況が生まれているわけですね。