「とにかく面白いことをする人、世間をびっくりさせる人でありたい」 西野亮廣 単独ロングインタビュー! 絵本、お笑い、テレビ、そして将来について語る (3/7ページ)
1個だけ気をつけているとしたら、年下を否定しないということですかね。
――どうしてですか?
生き物として、自分より下の人のほうが優秀だから。僕達の下の世代は、僕達のいいところを見て、悪いところも見て、「じゃあこうしよう」というアップデートをずっとしているから、種として優秀なのは絶対的に年下ですよね。正直、「何を面白がっているのかな?」と理解できないことは多々あるんですよ。でも理解しようとしなければ、そこで終わってしまう。だから、理解できないことがあっても否定しないようにしています。上の人が言っていることは大体知っているし、学ぶことはあまりないですけど(笑)、そんなことよりも、年下が面白がっていることを勉強させてもらうっていう。
――例えば、20代ひいては10代のことを、ゆとり、さとりと切り分けて考えていきがちですけど、そういうことはしないということですよね?
切り分ける人がいたら、もったいないと思っています。「最近の若い奴は」みたいな言い分が本当に正しかったら、人間はとっくに絶滅していると思うんです。若い奴のほうが優秀だから、今日も人間は生きているし。こちらの理解力が劣っているだけの話で、基本的には下のほうが圧倒的に優秀。ほんで、僕、20歳の奴らと飲みに行ったりするんですね。実際、震えるぐらい面白いことを考えていますから。
――へえ~。例えば、どういうことですか?
僕達の原体験は森、山、川や教室だったりしましたけど、僕らよりすぐ下の世代になったら、世界につながっているのが当たり前でスタートしているんです。Googleがあって当たり前、Amazonがあって当たり前の時代を生きている。まず、学校の先生が「こうですよ」とか言っても、それが嘘かどうかも、もう見抜かれているんです。「だって、スティーブ・ジョブズはそうじゃなかったじゃん」って言われてしまう。原体験がいきなり世界だから、スケールが圧倒的に違います。