和食・洋食・中華で違う! 食事の基本マナー&作法13選 (3/6ページ)
大切な人が座る上座は、基本的に入り口から遠い場所です。入口の近くほど、人の出入りや廊下が近く騒がしいので下座とされます。和室の場合、床の間があることが多いでしょう。この際には床の間の前が一番良い席とされています。ただし一辺倒に、上座は入り口から遠ければいいというものではありません。例えば庭園が見える部屋であったり、立派な絵画が飾ってあったりする部屋の場合などは、景色や絵画がよく見える位置にお通しするとよいでしょう。迷ったら「どこが一番ゆったりくつろげる席か」ということを考えてご案内してください。
■食事に応じたマナーや作法
それでは、次に和食・洋食・中華それぞれのマナーや作法について確認していきましょう。食事によって、守るべきマナーが少々異なります。
<和食編>
5)嫌い箸はしない
何気なく使っているお箸ですが、お箸の使い方でやってはいけないことがあるのを知っていますか?「箸から箸へ料理を渡す」ことがNGというマナーは、恐らく多くの方がご存知でしょう。これは火葬場で遺骨を拾う箸使いと同じなので、通常の食事で行なってはいけません。また、器をお箸で引き寄せるのも避けてください。自分の手を動かさず箸を使うというのは、横着しているように思われますのでやめましょう。
そして意外とやってしまいがちなのが「渡し箸」です。食事の途中で食器の上に箸を渡して置くと、「もういりません」という意味になってしまいます。お箸は箸置きに置くようにしましょう。箸置きがない場合、お膳の右側かお箸の入っていた袋を折って、箸置きを作るといいでしょう。
6)おしぼりを正しく使う
日本独特の文化であるおしぼり。これは、食事前に手を拭うために出されるものです。ですから、顔を拭いたり台拭きにしたりするのは、実のところやってはいけないことなのです。おしぼりは一度ひざの上で広げ、手を拭いたらたたんで机の上におきましょう。おしぼり台があれば、その上へ戻します。また、食事の途中でおしぼりが出てくることもあるはず。