不妊を招く“高プロラクチン血症” 女性が注意すべき症状の原因とは? (1/3ページ)
「プロラクチン」というホルモンをご存知でしょうか。脳の下垂体から分泌される乳汁分泌ホルモンのことで、妊娠中や授乳中に増加します。
しかし、特に妊娠中でもないのにプロラクチンが異常に分泌してしまう「高プロラクチン血症」といった症状があり、
不妊や
無月経を招くことも。
今回はプロラクチンの役割、高プロラクチン血症の症状や原因、気になった時に受けてほしい検査方法などを医師に解説していただきました。
プロラクチンとは脳下垂体で分泌されるホルモンの一つで、乳腺を発達させたり、乳腺で母乳を作らせたり、子宮を収縮させる、排卵を止めるといった働きを持ちます。
プロラクチンの正常値は非妊娠時でおおよそ3~30ng/mlとされています。
※検査方法や会社によって多少のばらつきはあります 高プロラクチン血症とは何らかの原因によって、プロラクチンの値が正常範囲を超えているものを言います。
高プロラクチン血症になると、妊娠・授乳していないのにも関わらず卵巣機能を抑制してしまい、生理が不順になってしまったり、母乳が出るといった症状が起きる場合があります。
また、妊娠を望む方には不妊の原因となる場合もあります。
高プロラクチン血症の症状

母乳の分泌
プロラクチンの作用により母乳が産生、分泌されます。
排卵の停止
卵巣の機能が抑制されることによって、排卵が止まり月経が不順になったり停止してしまうことがあります。