ジャンボ尾崎 ツアー撤退示唆までの「賞金ゼロ生活」苦闘内幕!(1)副作用で違うところが痛い (2/2ページ)
『(ドライバーが)少しぐらい曲がろうが有利に戦える』と。飛距離の追求がジャンボのスタイルでした」
13年は右肩の筋力アップと柔軟性を図り、ドライバーのシャフトを1インチ延長。偉業達成後にはこんな言葉を残していた。
「ティーショットでアドバンテージを取れてくると、セカンドのクラブも短くなるし、グリーンを外すこともなくなる。そうなれば、あとはパットしだいだよ」
もちろん、群がる取材陣に「エージシュートなんか目指してるわけじゃないっつうの」と、ジャンボ節も忘れていなかった。
だが、翌週の「中日クラウンズ」は腰痛のため、初日に棄権。そして、それから3年半余り──。
ゴルフ場開発や不動産投資の失敗で巨額の借金を抱え、05年に民事再生手続きを申請して経済的に破綻した尾崎は、どうやって生活を維持しているのか。