「安上がりガン治療」のための“得”知識!(2)病院の商売のための術後検査 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 実際、血液検査と診察だけでも、1回につき3500円程度、CT検査と大腸内視鏡検査の場合は1回につき1万円以上(いずれも3割負担の場合)もかかってしまう。これに薬代や交通費を加えると、年間5万円を超える出費になるのだ。

 しかも、問題は費用だけではない。あるガン専門医も、こう漏らしている。

「肺ガンなどの固形ガンの場合、再発したら治りません。したがって、再発を早く見つけることにどれくらいの意味があるのか、という問題がまずあります。事実、ガンの種類別に作成されている治療ガイドラインでも、術後のサーベイランスにさしたるエビデンス(科学的根拠)はない、とされているんですよ」

 にもかかわらず、術後サーベイランスが行われているのは、病院側の財布の都合によるもの。要するに、手間のわりには儲けの少ない手術だけで患者に逃げられてしまったのでは商売にならないからだというのだ。

森省歩(ジャーナリスト)

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