国内GI馬8頭が参戦「香港国際競走」4レースを渾身予想!(1)香港Cは内枠有利枠順は要チェック (1/2ページ)

アサ芸プラス

国内GI馬8頭が参戦「香港国際競走」4レースを渾身予想!(1)香港Cは内枠有利枠順は要チェック

 海外馬券発売の第4弾となる「香港国際競走」。12月11日、日本では阪神JFが行われる前後に、香港シャティン競馬場で4つのGI戦が繰り広げられる。昨年は日本馬が2勝の大活躍。今年もGI馬8頭を含む13頭が狙いすましての参戦となるだけに、しっかりとチェックし、ガッポリ儲けたいものだ。

 あの“世界のロードカナロア”が12年、13年と「香港スプリント」を連覇し、日本の競馬ファンにもおなじみの香港国際競走。

 昨年は「香港カップ」で、エイシンヒカリとヌーヴォレコルトがワンツーを決め、「香港マイル」ではモーリスが勝利した。今年も3頭そろって参戦するが、「香港スプリント」には、今年の高松宮記念を制したビッグアーサーやスプリンターズSを制したレッドファルクスが名乗りを上げるなど、国内のGI馬8頭が香港に遠征する。

「海外競馬・勝つためのプレミアム・データ&テクニック」(ガイドワークス)の著者で、競馬ライターの秋山響氏に、まず、シャティン競馬場の特徴を聞いた。

「右回り1周1899メートル、直線は430メートルでほぼ平坦なコースです。芝はドバイのメイダン競馬場と一緒。良馬場であれば、日本馬はあまり適性を気にする必要はないと思います。ただ、実際に歩いた感触は、同じ良馬場で比較すると、散水量が多いためなのか、メイダンのほうが少し重い印象を受けました」

 昨年の「香港カップ」ではエイシンヒカリが2分0秒6のレースレコードをマークしているが、これは香港の馬場が、時計がかかるからというわけではない。

「馬場や芝よりも大きな要因が2つあります。1つはタイムの計測方法が違うという点です。ゲートが開くのと同時に計測する香港(英国や仏、豪なども同じ)は、基本的に助走路を設けているJRAよりも、1秒から1秒5ほどタイムが遅くなります」

 地元勢や外国馬の持ち時計には、十分に気をつけたほうがよさそうだ。

「2つ目ですが、『香港カップ』のコースは、スタートしてすぐにコーナーに入る特殊なレイアウトのため、序盤のペースが上がりにくく、全体のタイムも遅くなるというわけです」

 となると、当然ながら外枠は不利になりがちだ。

「国内GI馬8頭が参戦「香港国際競走」4レースを渾身予想!(1)香港Cは内枠有利枠順は要チェック」のページです。デイリーニュースオンラインは、香港国際競走週刊アサヒ芸能 2016年 12/15号モーリスエイシンヒカリ競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧