不倫は自分の甘さや弱さから始まる……『愛人たち』 (1/3ページ)

マイナビウーマン

不倫は自分の甘さや弱さから始まる……『愛人たち』
不倫は自分の甘さや弱さから始まる……『愛人たち』

こんにちは、少女マンガ攻略・解析室室長の和久井香菜子です。 去年のことですが、「元カレ元カノフリマ」というイベントに行ってきました。 元カレ元カノにまつわる物品って残ってたりしますよね。そういうものをきれいさっぱり売り飛ばしちゃおうというイベントでした。出品されていたのは、プレゼントでもらったCDやマスコットのほか、婚約指輪、日本酒、楽器や美顔器とさまざま。中には「彼女にささげたマイソング」みたいなオリジナル曲までありました。

元カレ元カノにまつわる物品には、それぞれに事情があって、怒濤のように恋愛ドラマの数々を目の当たりにする時間でした。 さてみなさんは、元カレ元カノとの思い出の品、どうしてますか?

私はけっこうバッサリで、別れようと決めたらまず連絡先を消します。別れた直後は寂しくなって連絡してしまい、そこからズルズルと引きずってしまいそうだからです。連絡先がわからなければ、前を向くしかないですから。思い出の品っぽいものも全部捨てます。そうして今、振り返ってみると、大半の彼氏は名前が思い出せません。

今はSNSがあるので、いやでも別れた後に情報が入ってきそうですよね。 怖いなあ。

■今週の教科書『愛人たち』

女の重苦しい人生を描かせたら天下一品、大河ドラマ的少女マンガ家と言えば里中満智子先生ですよね(あと津雲むつみ先生)。 『愛人たち』も、ウンザリするほど重苦しい話です。

五月(と書いてメイと読む)は、女性誌の編集者。そこで担当になった作家の三枝を「いいな~」と思っていたのですが、過去に三枝の不倫で苦しんだ三枝の妻から猛烈なヤキモチを焼かれます。あれこれ妻の行動に疑問を持ち五月は「こんな奥さんじゃ三枝さんが可愛そうだわ!」と正義の気持ちに火がつきます。三枝は三枝で「結婚しよう」だの甘い言葉をたらふく吐き、五月はまんまと彼の誘いに乗って不倫をはじめます。

五月は三枝の借りたマンションに住み、愛人生活をはじめます。そのマンションは、議員の妻と不倫する青年、自分を捨てた恋人と不倫をしているイラストレーターが住んでいるという、「ザ・不倫ハウス」でした。

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