《受験生必見》脳と体に嬉しい“チョコレート効果”を医師が徹底解説 (2/5ページ)
大脳においては学習、記憶、高度な思考に必須の領域である海馬、大脳皮質、大脳基底核で含有・活性化されていて、脳由来神経栄養因子(BDNF)は長期記憶に極めて重要な物質であることも確かめられています。
また加齢により低下してゆくことや、アルツハイマー病の方では脳由来神経栄養因子(BDNF)は低下していることも明らかにされています。
チョコレートが与える精神面への効果

ストレス反応の緩和
動物実験においてカカオポリフェノールに、ストレスがかかると分泌されるストレスホルモン(糖質コルチコイドの一つであるコルチコステロン)の分泌を抑制する作用が認められています。
つまり、ストレスを感じる場面に遭遇しても、ストレス反応が抑制されることに加え、すでにストレスを感じている場合でも、カカオポリフェノールを与えることによって、ストレス反応が緩和されることも判明しています。
このことから、ストレスにさらされている受験生においては、過剰なストレスによる全身状態の変化を緩和してくれる可能性があります。
ドーパミン分泌による精神安定やリラックス効果
一般的なチョコレートを摂取する場合、そこに含まれる適度なブドウ糖をはじめとする糖質を摂取すると脳のA10神経系というところが刺激されます。
するとドーパミンという脳内物質が分泌され、強い快感をもたらし、一定の精神安定効果・リラックス効果が認められます。
ストレスにより精神的に不安定になりがちな受験生にとっては有益な効果が期待できます。