プロ野球契約更改「大物5人の移籍密約」をスッパ抜く!(1)大谷翔平のメジャー移籍を容認した日ハムとの密約とは? (1/2ページ)

アサ芸プラス

プロ野球契約更改「大物5人の移籍密約」をスッパ抜く!(1)大谷翔平のメジャー移籍を容認した日ハムとの密約とは?

 財布がどんどん寂しくなっていく年の瀬、プロ野球界では景気のいい話が乱れ飛んでいる。億単位の数字が並ぶ、オフ恒例の契約更改。実はその銭闘の舞台裏では、スポーツ紙が書かない「大物5人」の壮絶なドタバタ劇と表には出せない「密約」がうごめいていた。

 日米に衝撃を与えたのは、日本ハム・大谷翔平(22)の契約更改で球団が「容認」した、来オフのメジャー挑戦。島田利正球団代表が「4年間の実績を認めた」と、もっともらしいコメントを残したが、これは「入団後3年を経過したあと、本人の意思しだいでメジャー挑戦できる」という、入団の際に交わした「サイドペーパー」、すなわち「密約」を遂行しただけのこと。そして球団にとっても渡りに船のメジャー移籍となる。その理由をスポーツライターが解説する。

「日本ハムはデトロイト・タイガースでフロント経験のある吉村浩GMが、メジャーの資金力のない球団の編成方法にならい、選手の年俸総額を約25億円と決めている。大谷の給料が今後どんどん増えていけば、やがては総額を超えるため、いずれにしろ出て行ってもらうしかないのです。現在、ポスティング譲渡金の上限は約22億円ですが、1年ごとの更新であり、いつルールが変わるかわからない。撤廃の動きもあり、22億円を手にできる間にまとめたかった」

 しかも球団はメジャー容認のどさくさにまぎれて7000万円アップの2億7000万円でサインさせ、ファンから「安すぎる」「夢がない」という批判が相次いだ。10勝&22本塁打に加え、日本最速の165キロをマークしてのリーグ優勝と日本一、さらにMVPとベストナインのW受賞までしたのだから、3億円を突破しないのが不思議。それでも大谷は一発サインした。

「大谷は一切お金に頓着がなく、私生活ではまったくムダづかいをしない。高い買い物は、タイミングを見て大人買いしているスーツや私服などの洋服代程度。それ以外はコンビニ代くらいで、会社帰りに赤ちょうちんに寄るサラリーマンよりもお金を使っていないかもしれません」(北海道のメディア関係者)

 来オフ流出容認込みの、格安契約だったのだろう。

「プロ野球契約更改「大物5人の移籍密約」をスッパ抜く!(1)大谷翔平のメジャー移籍を容認した日ハムとの密約とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 12/22号大谷翔平日本ハムメジャープロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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