身体からのSOSを見逃さないで!5つの尿の異常からわかる体調の変化 (2/6ページ)

Doctors Me



また、肉体労働や運動等で汗が多く出た後も濃い黄色尿になりますが、これは体内で脱水が生じ尿中ウロビリノーゲンが相対的に増えている可能性が高く、迅速かつ十分な水分補給が必要になります。

なお、ビタミンB2は黄色なので、これを含む食事(乳製品、卵、納豆、レバーなど)を多く摂取した場合やこれを含む栄養ドリンクを摂取すると、黄色の尿が出ることがあります。

赤色~赤褐色(血尿)
血液が混入していることを示す尿です。月経中の女性の出血が尿に混じる場合も多くこれは正常として除きます。

他にも尿中に血色素(赤い色素であるヘモグロビン)が出現する場合や、筋肉が何らかの理由(例えば、全身打撲など)で壊れて筋肉内にある色素タンパク質「ミオグロビン」が入り込む場合もこの色調になり得ます。

自覚症状として排尿時の痛み、頻尿、発熱を伴う場合には尿道炎、膀胱炎、あるいは腎盂腎炎が考えられますので速やかに医療機関を受診しましょう。

黄褐色~茶褐色
尿が毎回この色調を呈する場合はビリルビン尿の可能性と、ひどくなると皮膚や眼の結膜等が黄色くなる全身性の黄疸を呈している可能性があります。

この色調を呈する物質ビリルビンは元々、古くなった血液成分の赤血球が材料となり肝臓から胆汁として腸管内へ(大便の色素として)分泌されます。

通常ならばほとんど尿中に排泄されないビリルビンですが、これが血液中に増えて尿として排泄されてしまうことで尿がこの色調を呈するのです。 尿中ビリルビンの高値は肝障害由来が多いため、肝機能検査を行なって状況を把握する必要があります。

ワイン・コーラ色
生後数カ月~3歳くらいまでの小さな子供で、血液中の赤血球という成分が有する酸素運搬に働く血色素、赤い色素であるヘモグロビンにおいて、ヘムという物質の合成過程に働かない異常のため日光に当たると日光誘発性皮膚障害を生じる生まれつきの疾患である先天性ポルフィリン症や、発作性夜間血色素尿症、溶結性貧血などの血液疾患でこのような尿の色を呈することが知られています。
「身体からのSOSを見逃さないで!5つの尿の異常からわかる体調の変化」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る