身体からのSOSを見逃さないで!5つの尿の異常からわかる体調の変化 (3/6ページ)
白色(白濁色)
この色を呈する場合は、尿中のシュウ酸濃度が上昇していることがあります。その場合、尿の色自体はさほど心配は要りませんが、肝心なのは腰背部の激痛発作で有名な尿路結石症の注意報で有り得るということです。
ホウレンソウ、バナナ、ココア等に含まれるシュウ酸や、脂肪の多い肉類などの動物性タンパク質の過剰摂取が続くと尿中のシュウ酸カルシウム結晶ができやすくなりさらにはそれを主成分とする尿路結石を形成し、あるとき激痛を招く結果となり危険があります。
他の原因としては、淋菌やクラミジアによる急性尿道炎を起こり、その際の白色膿が尿に混ざることでこの色調になるケースも知られています。
緑色
漢方薬や消化性潰瘍治療薬の一部にこのような色調を呈する場合があるとされていますがこれは珍しいケースでしょう。
時折、確認されるケースとして高齢者に多いのですが、緑膿菌という細菌が原因となる膀胱炎にかかると、緑膿菌が産生する緑の色素によってこの色調の尿が出ることがあります。 尿の異常2:臭い

アンモニア臭:一般的
健常人の場合、排尿直後の尿はあまり臭いがしない、またはおおむね無菌状態であるのが一般的です。
尿が臭うのはそこに含まれる尿素が皮膚や空気中の細菌に付着して分解されアンモニア成分を発生させるためです。
カビ、ネズミの糞尿臭:フェニルケトン尿症
生後数日の赤ちゃんで、カビ臭い~ネズミの糞尿の臭いが尿の異常な臭いとしてごく稀に確認されることがあります。
必須アミノ酸のひとつであるフェニルアラニンが代謝できないことで起こる疾患が原因です。