クルマで2016年を振り返ろう! イキクルが選ぶ自動車業界ニュースベスト10 (4/5ページ)

イキなクルマで

これを受けて、免許証を返納する高齢の方も徐々に増えつつあるとのことですが、いずれにせよ簡単な問題ではありません。地方ではより過疎化が進み、公共交通機関網が機能しているとはいえない状態です。介護や自らが病院などに通院する都合上、どうしてもクルマが必要な場合が出てきます。そのような人々への対策をどうするかが、今後の行政の課題となってくるでしょう。ドライバーが認知症かどうか診断の機会を増やすなどの新制度が来春から始まりますが、きちんと機能して悲惨な事故が少しでも減ることを祈るばかりです。

■3位:新型セレナ発売! 日本の技術は世界に近づけたか?photo by 公式サイト

8月、5代目となる日産・セレナが発売されました。売りは何といっても、同一車線での自動運転を実現した「プロパイロット」の搭載です。これにより自動運転のレベルは「2」(加速・操舵・制動のうち、複数の操作をシステムが行う状態)となり、日本の自動運転技術はようやく世界標準のレベルまで到達したことになります。しかし、その前の5月にはテスラの自動運転車で死亡事故が発生しており、まだまだ完全自動運転への道のりはどのメーカーにとっても険しいものといわざるを得ません。そしてもちろん我々ユーザー側も、自動運転とはいっても現在の技術は完璧なものではなく、あくまでもドライバーを支援するためのシステムであるということを再認識する必要があります。とはいえ、この技術はクルマの歴史を大きく変える一助となることは確実です。今後の技術の熟成に、大いに期待したいところです。

■2位:誰にも止められない? トヨタのグローバル戦略photo by Motohide Miwa(CC 表示 2.0)

今年も勢いを見せたのが、トヨタです。ダイハツを完全子会社化するという記者発表を1月に行いました。1967年の業務提携から約半世紀、連結対象子会社から約20年と、時間をかけての完全子会社化となりました。ダイハツというブランドはこれからどうなっていくのかと危惧する声に、ダイハツの三井社長は「ダイハツというブランドを、(BMWの)ミニのような小型車ブランドにしたい」と答えかける一面もありました。

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