女性の身体の変化に合わせた適切な情報啓発活動が必要な実態が判明 「女性の身体の変化に関する実態調査2016」 (7/10ページ)
身体の変化を感じ始める年齢が人それぞれなのは、変化の要因となる年齢に個人差があるためでしょう。
肌荒れや髪のパサつき、眠りが浅い、月経前後の痛みなどは漢方で言う血虚や瘀血の状態で、女性ホルモンの低下や血流障害からくる症状です。
また一方で、人間の基礎代謝は年齢と共に低下し、特にその影響が顕著に現れるのが30歳以降です。疲れやすい、痩せにくい、だるい、冷えやすい、など様々な形で表面化してきます。
この他、上記のような生理的変化に相まって、ストレスからくる不眠や暴飲暴食などの乱れた生活習慣が、自律神経を乱し、人間本来の機能である体の状態を一定に保つはたらき(恒常性維持機構)を破綻させてしまいます。そうなると自然治癒力が低下し、風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなったりするのです。
現在はインターネットで多くの情報を得ることができる半面、それが自分に合っているかどうかの判断が難しく、期待した効果がでない場合も多々あるようです。このことは今回のアンケート結果にも表れており、「インターネットで情報を得たものの効果を実感している」人は約半数程度で、それでも「今後もこの対策を続けていきたい」との回答が大半を占めているところに、女性の切なる思いを感じずにはおれません。
実際の対策としてアンケート結果では、健康食品やサプリ、食事内容の見直し、病院や薬局に行く、漢方薬を飲むなど、体の内側からの改善が上位を占め、ヨガやジム、エステ、マッサージなど体からのアプローチがそれに次いでいます。どちらも有効な対策ではありますが、人それぞれ体質も環境も異なるため、同じ症状だからと言って必ずしも同じ対策が功を奏するとは限りません。
まずは以下の点で自分の生活態度を見直すことから始めてみましょう。
規則正しい生活:まずは早寝早起き。朝日を浴びることでセロトニンが活性化し活力がみなぎります。日内リズムも整い不眠の改善にも繋がります。
バランスのとれた食事:イソフラボンの女性ホルモン様作用を期待し大豆製品を多く取りすぎる傾向にありますが、基本はバランスです。また、よく噛むこと。噛むことで脳が刺激され食べ過ぎや胃腸障害を防止します。