電通の「ブラック企業大賞」受賞を大きく取り上げたメディアは… (2/2ページ)
《労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を意図的・恣意的に従業員に強いている企業》 《パワハラなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人》としている。
昨年まで過去4回は、授賞式の会場に大手メディアの取材が入ることはほぼなかった。大賞が大企業の場合、大手メディアにとってはその受賞した会社が広告スポンサーであることがほとんどだからだ。昨年の大賞はセブン―イレブン・ジャパンだったが、テレビはもとより、雑誌にとってコンビニは最大の販売ルートであるため、週刊誌のほとんどが報道を見合わせた。
しかし今年は、電通の受賞をNHKが定時ニュースのなかで全国的に報道した。NHKはほかにも、電通に対して11月に厚生労働省が強制捜査を行ったことや、さらに現役の電通社員の匿名で身元を隠したインタビューも伝えている。広告収入に頼らないNHKだから成せるニュースだ。
ブラック企業に対する世間の目は、年々厳しさを増している。
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田中允堂 / PIXTA(ピクスタ)
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