現代版“鶴の恩返し”が 日本のモノづくりを元気にする!【後編】 (2/5ページ)
――高校時代は、「これって、何のために勉強しているんだろう」と思いました(笑)。
私もそう感じていました(笑)。でも、そういった数学の公式などについて、ORIZURUの開発を通して「こうやって使えばいいのか!」と体感的に学べたのです。
――なるほど、逆に考えれば、『Lazurite Fly』で取得したデータと実際のモノの挙動を見比べながら、「こうやって計算をすれば、このような結果が出てくる」という感じで、数学の公式などを実践的に学べるということですね。
そうです。『Lazurite Fly』のような安価で手軽なデバイスで体験しながら学ぶことで、学問や技術、そしてそれらが持つ可能性に興味を持って、最終的にエンジニアを目指す若いひとが増えてくれればいいなと思っています。
プログラミング初心者の方にも『Lazurite』を楽しく使っていただけるように、『らずらいと姫の挑戦日記』というブログも公開中です。
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■ さまざまなモノづくりの現場にも応用可能

(C)ATSUSHINARUSE
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―インタビュー前編で、『Lazurite』はあらゆる制御が可能ということでしたが、どのような産業で利用されていくのでしょうか?
現在の実用例としては、旋盤加工企業さんが製品の品質や作業効率を改善するために、工場内にある加工機などの動きのモニタリング用に導入されています。
約100メートル四方の工場で、各設備に電流センサをつけて、そのデータを『Lazurite』で取得。別の『Lazurite』に無線でデータを送信して、「1号機は10アンペア流れているから、正常運転中」「2号機の電流がゼロになったから、停止した」など、簡単にモニタリングできるシステムになっています。