現代版“鶴の恩返し”が 日本のモノづくりを元気にする!【後編】 (4/5ページ)
さらに今後は、屋外でも使用できるように進化させようと考えています。
――そうなると、複数人でキャンプや登山へ行く場合などに、それぞれが『Lazurite』を持っていれば、離れてしまってもお互いの居場所がわかるというようなこともできますね。
もし携帯電話の電波が入らないような状況でも、そのような使い方が可能です。そういう意味では、“安全”という面で人々の生活に幅広く寄与することもできるはずです。

(C)ラピスセミコンダクタ株式会社/ローム株式会社
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■ 不世出技術とのコラボで、日本を、世界を元気にするデバイス
――今後、『Lazurite』を通じて、どのような社会を実現していきたいですか?
まず、ORIZURUで『超小型飛行体研究所』の宗像氏とコラボレーションしたように、『Lazurite』を使っていただくことで、まだ世の中に出ていない優秀な技術を世界に発信して、技術で社会が豊かになるお手伝いをしたいと考えています。
さらに、先ほどお話しした工場での導入例のように、モノづくりの現場で活用していただくことで、日本の製造業が世界で戦える強さを取り戻していってほしいです。
――日本の産業が元気になれば、働くひとたちも元気で豊かになっていって、社会全体の豊かさにつながる可能性も広がっていきますね。
そんなふうに、世界で活躍する日本企業や日本人が増えて、『Lazurite』が日本を元気にするためのお役に立てるデバイスになっていってくれるとうれしいです。
――日本発のIoTから、世界標準の技術になっていくかもしれないですね。
将来的に「ビッグデータや人々が知りたい情報は、すべて『Lazurite』を介してインターネット上に蓄積されている」というような、モノとインターネットを繋ぐデバイスに使われていけばと思います。