あの「折り鶴」に秘められた、最新技術の真相【前編】 (3/4ページ)

FUTURUS

でも、クルッと回転したほうが、見ている皆さんにハラハラしたり、楽しんだりしていただけるかなと思って、バックフリップさせることにしました。

ただ、バックフリップさせることに決めたのがCEATECのわずか2カ月前で、そこから短期間でつくり込むのはかなり大変でした(笑)。

(C)ラピスセミコンダクタ株式会社/ローム株式会社

■ ORIZURU の心臓部に組み込まれた、3つの最新技術

――ORIZURUに搭載されている最新技術についてお教えください。

ORIZURUの心臓部になるマイコンボード『Lazurite』には、さまざまなIoTを実現する3つの大きな特長があります。

1つ目は、非常に低消費電力で、「電池で10年間作動できる」というコンセプトで開発されている点です。

2つ目の特長は、「電波がよく飛ぶ」ということ。Sub-GHz(サブギガヘルツ)という電波帯で、軽く100メートルは飛びますし、理論上は1キロ近くまで飛びます。

そして3つ目が、「一つのシステムとして完成している」ということです。

――システムとして出来上がっているということは、『Lazurite』とパソコンを無線でつなげるだけでも、いろいろなIoTを実現できるのですか?

その通りです。たとえば、『Lazurite』で外部センサのデータを取って、その大量なデータを無線で手元の『Lazurite』を接続したパソコンに送ることもできます。また、設定次第で、クラウドやインターネット上に直接データを保存することも可能です。

さらに、『Lazurite』同士で、データを無線でやり取りすることもできます。ORIZURUと、それを操作するウェアラブルコントローラー(センサノード)の組み合わせは、この使用法の一例です。

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