あの「折り鶴」に秘められた、最新技術の真相【前編】 (4/4ページ)
――ほかにも特長はありますか?
それに加えて、「ソフトウェアのソースを公開していて、簡単にプログラミングできること」や、超軽量なことも、他に類を見ない独自性です。現時点で、これらのコンセプトのあわせ持つ製品はほかにないと思っています

(C)ラピスセミコンダクタ株式会社/ローム株式会社
■ なぜ、ORIZURUは悠然と飛び続けられるのか?
――そういった技術の集大成が、一つのアウトプットとして具現化されたものが、ORIZURUというわけですね。
そうです。さらに、ORIZURU用にカスタマイズした『Lazurite Fly』では、無線通信ICとセンサ、モータードライバをSDカードサイズに凝縮しています。
――『Lazurite Fly』にセンサ技術があるから、ORIZURUの姿勢を制御できるのですね。
ゆっくりと羽ばたくORIZURUは、機体が上下に大きく振動するので、安定飛行が非常にむずかしい飛行体です。
そこで、2016年のORIZURUでは、新開発の加速度センサとジャイロセンサを用いて、機体の飛行角度や方向、機体の傾きなどを検知して、機体自身がバランスをとりながら飛ぶという最新のセンサ技術が活かされています。
――『Lazurite Fly』上で、リアルタイムにデータ収集と制御が行われているということですか?
そうです。さらに、『Lazurite』を搭載したウェアラブルコントローラーも使って、手の動きによるジャスチャーコントロールでの遠隔操作を実現したことも、画期的だと思っています。
【取材協力】
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