なんだか鼻が臭う…!部位別、注意すべき鼻の臭いと正しいケア (2/6ページ)
■慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻腔内の炎症が鼻の奥の副鼻腔にまで到達し慢性化する結果、膿とその貯留を生じ、鼻臭の原因となります。
なお、溜まった膿による粘膜肥厚も起こりうるのでその場合は、膿の排泄がさらに困難となり悪循環となります。
また、花粉やハウスダスト、ダニ、ペットなどによるアレルギー性鼻炎も炎症が習慣化することが多く、副鼻腔の炎症に注意が必要です。
鼻に何の病気もない場合
以下のような原因から強い口臭が発生する結果、その臭気が鼻へ漏れることで鼻臭が生じていることが多いです。
■薬剤性による口臭
身近な例では、肉体疲労時にニンニク注射をクリニック等で受けられた場合、その薬剤成分であるアリナミンの作用により、ニンニク臭をごく短時間(60分程度)ながら鼻臭・口臭のかたちで感じられます。
■肺や胃など内臓疾患による口臭
重度の肺腫瘍や肺がん、肺への感染が重症化した膿胸、といった疾患では肉が腐ったような腐敗臭が、鼻臭・口臭のかたちで感じられます。
また、肝硬変に伴う高アンモニア血症では、きつい尿臭(まさにアンモニアの臭い)が、同じく鼻臭・口臭のかたちで感じられます。
さらに、暴飲暴食で胃の働きが鈍ると、時間消化されずに胃に残ってしまった食べ物が異常発酵を起こし、悪臭を放つため、同様に鼻臭・口臭を自覚することがあります。
■歯科、口腔疾患による口臭
虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)、それに伴う歯性上顎洞炎、義歯のケア不足、ドライマウスなどによって鼻臭・口臭が感じられます。