清原和博、薬物事件後初のテレビ告白が物議に「メンタルが弱すぎる」

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清原和博、薬物事件後初のテレビ告白が物議に「メンタルが弱すぎる」
清原和博、薬物事件後初のテレビ告白が物議に「メンタルが弱すぎる」

 昨年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕された、「番長」こと元プロ野球選手・清原和博(49)が、とうとう沈黙を破った。
「二度と手を出さないとは言えない。言い切れるのは自分が死ぬ時」。事件後初のメディア取材に応じた清原は、依存症脱却の決意を露わにし、留置場生活から現在の生活までを赤裸々に告白した。

 警視庁本部(東京都千代田区)の留置場で過ごした44日間の独房生活では、「番長」ではなく「114番」と呼ばれていた清原。自分の情けなさに涙が出たと語る清原は、留置場の売店で購入した500円の青いハンカチを肌身離さず持ち歩いているという。

 今回の取材で、10ヶ月ぶりに表舞台へと姿を現した清原だが、かつてのギラギラ感はなく、ネット上では「覇気がない」という声も挙がるほどだ。もちろん、世間からの「声」はそれだけではない。今回の告白で、謝罪と更生の意思を表明した清原には、応援のコメントや厳しい意見が多数寄せられている。

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■「キヨ頑張れ」「応援する」温かいエール

 まずは温かい応援の声から。巨大掲示板「2ちゃんねる」に並ぶキヨへのエールをご紹介しよう。

「清原頑張れ」
「頑張れキヨ!」
「何かしら野球関連の仕事するべき 清原頑張れ」
「高校生の頃から応援してた清原が堕ちていくのは切ない マジで更生して欲いと思う」
「色々あったけど俺の小さい頃のヒーローだったし嫌いになれんわ 頑張れ清原」
「全部読んだ。清原頑張れ。俺はまだ応援してるぞ」

 PL学園時代には、かつての盟友・桑田真澄(48)と共に「KKコンビ」として称され、日本中を沸かせた清原。その後もプロ野球選手として華々しく活躍し、「番長」というあだ名までつくほどに注目を浴びた。

 清原の全盛期を知り、時代と共に彼を追い続けた昔からのファンにとって、「大スター・清原」の転落ぶりは、あまりにも痛ましいものだろう。たとえどんなに落ちぶれようとも、ファンの記憶の中に居る清原は、ヒーローとして永遠にバットを振りかざしているのかもしれない。

■「無理」「またやる」厳しい声も

 いくら応援の声があるとはいえ、やはり辛辣な意見が目立つことも事実だ。Twitterにおいても、再犯の恐れを指摘するツイートが並んだ。

「清原はまたやる、絶対」
「清原の場合、使用歴長いから難しいんじゃないの」
「清原は非常にメンタルが弱いから更生は難しいよ」
「清原さんには更生してほしいけど覚せい剤は難しいんだろうなー」
「清原 覚醒剤辞めるとか簡単に言ってるけど相当いろんなことしないと無理だよ」
「またやるなコリャ…」

 必死で薬物治療に励み、魔物と闘い続ける清原。「薬物は本当に恐ろしい化け物で怪物で悪魔」本人の発言からも、依存症脱却が容易ではないことがうかがえる。世間も当然その難しさを理解しているが故に、たやすく応援できないのだろう。今回の告白で見せた「決意」を、今後も体現し続けるしかない。

 また、ハンカチを心の拠り所にしていることから、一部では「ハンカチ番長」という新たなあだ名も飛び交った。ハンカチを贈ることは別れを意味する、とも言われているが、清原は無事に薬物との別れを果たせるのだろうか。ハンカチではなく、バットを握りしめる清原が、今となっては懐かしい。

文・石井 茅緋呂(いしい ちひろ)
※基本的に過激なことや刺激的なことに興味アリ。芸能ネタはもちろんのこと、興味を持ったら首を突っ込む、自由気ままなフリーライター。趣味は音楽鑑賞で、お酒も少々たしなみつつ、文章を書きながら人生を生きる日々。

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