ラージミニバンのパイオニア、ホンダ・オデッセイの魅力に迫る! (1/4ページ)
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現代のクルマ社会において、なくてはならない存在となったミニバン。そのきっかけを作ったクルマとして真っ先に挙がるのが、ホンダ・オデッセイではないでしょうか。ここではオデッセイの歴史を振り返りながら、つい先日アメリカで発表されたばかりの新型についても触れていきます。ミニバン文化を世界に浸透させたこのオデッセイ、一体どんなクルマなのでしょうか。詳しく迫ってみましょう。
■厳しい台所事情から生まれた初代RVブーム全盛期の1990年代、各自動車メーカーは競うようにクロカン四駆やワゴンの新車種を発表していました。しかし当時のホンダはセダンやクーペなどを中心に販売しており、このブームに完全に乗り遅れてしまいます。テコ入れとして、いすゞやランドローバーのOEM車、ジープ・チェロキーなどを販売していましたが、知名度が低く販売は振るわず。苦境に立たされます。
そんな中、起死回生の1台として1994年に誕生したのが初代オデッセイでした。生産する製作所の事情に合わせて全高を低くするなどし、乗用車ライクに仕立てられていたのが当時のミニバンとは最も異なる部分となります。こうした苦しい中生み出されたオデッセイは、メーカーの予想をはるかに上回るヒットを記録。ホンダ復活の起爆剤となりました。
■キープコンセプトながら、よりスポーティな2代目photo by NZ Car Freak(CC 表示-継承 4.0)
初代が好評だったことを受け、日本仕様の2代目はそのコンセプトをキープする方向に舵が取られました。1999年、オデッセイは初のフルモデルチェンジを受けます。エンジンは、先代の後期型から搭載されている2.3リッター直4と3リッターV6を継続して採用。スポーティな味付けのシャシーとマッチし、ミニバンらしからぬ高い走りの性能を獲得しました。さらに2001年に行われたマイナーチェンジでは、新グレード「アブソルート」が登場。さらに走行性能が磨き抜かれ「スポーツカーを超えた次元の走り」とジャーナリストなどから絶賛されました。