胃がんの原因「ピロリ菌」の感染を防ぐには? (1/2ページ)
胃がんは
「ピロリ菌」が原因だといわれています。このピロリ菌とは、どのような感染経路で感染し、どのような特徴をもっているのでしょうか?
今回は、ピロリ菌について、医師に詳しい話を聞いてきました。
ピロリ菌とは?
ピロリ菌は正式名は「ヘリコバクターピロリ(Helicobacterpylori)」といい、胃粘膜や胃粘膜上皮に存在しています。
通常、胃酸の中では細菌は生きられないものですが、ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を持ち、胃酸を中和させることで、胃の中でも自分が生きていける状態をつくりだす珍しい菌です。
ピロリ菌は胃の中に存在しているだけでは、特に症状が出るわけではありません。医療機関にいって、検査しないと、いるかいないかはわかりません。
しかし、ピロリ菌は、さまざま病気の原因になることが分かっています。
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・萎縮性胃炎
・胃がん
・胃マルトリンパ腫
など
ピロリ菌の感染経路は?感染経路が明確になっているわけではありませんが、以下のような経口感染が原因であると考えられています。
・不衛生な上下水道を使って生活することによる感染
・感染した親が、自分の口にいれた食物を子どもに口うつしで与えること
現在の日本では、上下水道の整備が進み。衛生状態が改善されていますので、通常の生活をしている限り感染の心配はほとんどありません。