トヨタ、WRC復帰記念! ラリー挑戦の軌跡を振り返る (4/5ページ)

イキなクルマで

トヨタはF1参戦準備に専念することから、この年をもってWRCを撤退しました。

■そして2017年。トヨタ、WRC復活photo by 公式サイト

2015年1月30日、東京・お台場。トヨタはここで、2015シーズンのモータースポーツ活動について発表を行いました。ここで豊田章男社長から「2017年よりWRCに参戦する」という驚くべき発表がなされたのです。復帰の理由は「トヨタの『もっといいクルマづくり』をアピールするためには、WRCこそがもっともふさわしい場所と判断した」というものでした。この発表の後、参戦マシンである「ヤリス(日本名ヴィッツ)WRC」は世界各地で精力的にテストをこなしていきました。

そしてこの発表の後、ファンはさらに驚くことになります。過去三菱で4年連続ワールドチャンピオンに輝いたレジェンドである、トミ・マキネンがチーム代表として招き入れられたのです。18年ラリーの檜舞台から遠ざかっていたトヨタにとっては、これ以上にない助っ人となることでしょう。

■ヤリスWRCとは、どんなクルマなのか?写真は東京オートサロン2017より

2016年12月13日、フィンランド・ヘルシンキにてトヨタはヤリスWRCの最終バージョンを公開。以前のパリサロンやTGRF(トヨタ・ガズー・レーシング・フェスティバル)で公開されたものとは大きく異なり、よりアグレッシブなフォルムになったのが印象的です。ボディは2017年から採用されるWRカーの新規定で定められている1,875mmまで幅が拡大され、トレッドなども広げられていることが伺えます。また近年のラリーはハイスピード化が著しく、空力面も重要な要素になるため大型のカナードや特殊な形状の大型リアウイングが装備されている点も見逃せません。

このヤリスWRCを手掛けたのは、元Mスポーツ(フォード)のサイモン・キャリアーやトム・フォウラーといったラリーの世界で知らぬものはいない超実力者たち。彼らが特にこだわったのは足周りのデザインで、サスペンションの設計にはかなり時間を要したといわれています。

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