【世界の博物館】ポルトガル・リスボンの馬車博物館でヨーロッパの上流階級の交通手段「装飾馬車」に出会う (1/4ページ)

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【世界の博物館】ポルトガル・リスボンの馬車博物館でヨーロッパの上流階級の交通手段「装飾馬車」に出会う


人々の心を魅了してやまない美しい景色と伝統のある歴史的建築物に囲まれたヨーロッパ最西端の哀愁と情熱の国ポルトガル。

その最大の都市である首都リスボンの海側には知的好奇心を刺激する名所が詰まった「ベレン地区」があります。

ベレン地区には、かつての大航海時代にポルトガル繁栄へ大いに貢献した冒険家ヴァスコ・ダ・ガマの棺が安置されているユネスコ世界文化遺産の「ジェロニモス修道院」や、テージョ川の船の出入りを監視する砦として歴史的文化遺産となっている「ベレンの塔」、そしてポルトガルの伝統的お菓子エッグタルトの老舗「Casa Pasteis De Belem」などなど、旅行者にとって楽しめる場所がたくさんあります。

そんな楽しめる場所がたくさんあるベレン地区の中から、今回は「国立馬車博物館(Museu Nacional dos Coches)」をご紹介します。


こちらの博物館、ポルトガル最後の王妃であるポルトガル王カルロス1世の妻アメリア夫人の提案でつくられました。

以前は古い乗馬学校の跡地で展示されていましたが、近年新設されたばかりのこの会場に移されてからはリスボン中心部から出ている直通電車のホーム「ベレン駅」の高架を渡ってすぐの立地のため、アクセスが非常によくなりました。

「馬車の博物館」というのは世界的にも珍しく、自動車が登場するまでの間、上流階級の人々に使用されていた乗り物です。

数々のVIPを魅了してきた馬車がずらりと展示されたこの場所は、高貴な香りすら感じる事ができます。

中でも目を引くのが1716年にポルトガルからローマ法王クレメンス11世のもとへ送られ使節団が使用していたという馬車の数々です。

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