美人画ギャラリーは必見!ミュンヘンにある「妖精の城」ニンフェンブルク城が美しい (2/3ページ)
城は、正面にある幅700メートル以上のファサードをもつ本城と、本城の南にある馬車博物館、狩猟に建てられたアマリエンブルクなどの館に分かれています。
本城に足を踏み入れると、大理石でできたロココ様式の広間「石のホール」が迎え入れてくれます。
ヨハン・バプティスト・ツィンマーマンらによる天井画や、フランソワ・ド・キュヴィイエによる装飾で彩られた空間は、目を見張る壮麗さ。
宮廷画家として活躍したツィンマーマンによる天井画「女王フローラに敬意を表するニンフ」は、「ニンフェンブルク」の名にちなんで描かれたものです。
ニンフェンブルク城で特に有名な部屋が、ルートヴィヒ1世がジョゼフ・シュティーラに描かせた「美人画ギャラリー」。ルートヴィヒ1世が愛した36人の美女の肖像画がずらりと並んでいます。