夜間授乳はなぜ必要?やめるタイミングは? (1/3ページ)
母乳育児の方もミルク育児の方も、夜間に赤ちゃんの泣き声で起きて授乳をするのはつらい作業かもしれません。しかし、この夜間授乳は赤ちゃんにとってもお母さんにとっても重要な役割を果たしています。
そこで今回は、夜間授乳はなぜ必要なのか、いつまで続けたら良いのかについて医師にお聞きしてきました。
なぜ夜間授乳は必要なの?新生児は昼と夜の区別をつける体内時計が発達しておらず、胃袋の容量も少ないため、昼も夜も1~3時間おきに空腹を訴えて泣きます。そのため夜間も母乳もしくはミルクを与えることになります。
大人にとって夜間もしょっちゅう睡眠を妨害されるのはつらいことですが、産後はオキシトシンやプロラクチンといったホルモンの作用で、細切れ睡眠がさほどつらくない状態になっています。
夜間授乳はいつまで続けたらよい?やめるタイミングは?赤ちゃんの成長とともに、夜に空腹を訴えて泣く頻度は少なくなっていき、離乳食を開始すると夜間授乳を必要としなくなることが多くなります。
夜間に母乳を排出しないと体が母乳はもう必要ないと判断し急速に母乳分泌が落ちる可能性があります。特に
母乳分泌が安定するまでの産後1~3か月程度は、母乳育児を希望する場合は夜間も母乳を排出することが重要になります。
逆に、昼間は授乳していなくても、夜間授乳をしているとホルモン状態から月経が再発しにくく排卵も起こりにくいとされています。そのため、早く次の妊娠を希望される場合、昼間だけでなく夜間に母乳をあげるのをやめる必要があります。
離乳食開始後、夜間にいつまで授乳を必要とするかは個人差が大きいです。離乳食をしっかり食べられるようであれば、7~8か月の時点で、眠る前に母乳かミルクを飲んで、その後は朝まで必要ないという状態になることもあります。よく寝ているようであれば、起こしてまで飲ませる必要はありません。
歯が生えてきたら
歯が生えてくると、夜間に母乳やミルクを飲むことは虫歯につながるので、母乳やミルクではなく白湯やお茶に切り替えていく必要が出てきます。