マジでか!?1歳で37kg、お江戸を席巻したスーパーちびっこ力士・大童山文五郎がでっ可愛い (1/2ページ)
19年ぶりの日本人横綱としてテレビや新聞、インターネットなど各メディアで「新横綱・稀勢の里」が連日注目を浴びていますが、江戸時代には大童山 文五郎(だいどうざん ぶんごろう)というちびっこ力士が人気を集めたそうです。
引用元:1995年大写楽展 図録に掲載の写真を引用
わずか7歳で国技館の土俵を踏んだ大童山は、生後1歳2カ月で37.5㎏、7歳で120センチ71㎏!お腹周りは109センチもあったと伝えられています。そして、最終的には体格は159cm、169kgにまで成長します。今の土俵でも立派に務まる体格ですね。
当時の相撲は国技というよりも今の格闘技ブームとかボクシングブームみたいな格闘技エンターテイメントに近かったんでしょうね。化粧回しをつけて一人で土俵入りをするというイベントがあり、とても人気だったそうです。「格闘技×子役ブーム」みたいな盛り上がりでしょうか?言うなれば、子役力士…といった所?
当時の絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽などが浮世絵のモチーフとして選んでいる所を見ても、当時の人気の程がうかがえます。
引用元:1995年大写楽展 図録に掲載の写真を引用
そして、相撲だけでなく何と、鬼と戦う大童山の姿も…。なんかもう、力士じゃないじゃんっ!。
「格闘技×子役×スーパーヒーロー」という大変な位置まで上り詰めた様です。もうワケがわかりません…。現代の横綱、稀勢の里も真っ青の人気ぶりです。
肝心の相撲の成績はと言うと、最高位は西前頭5枚目…。