83歳筆者が考える「つり革に触れたくない人たち」...清濁併せ呑むのが、長生きの秘訣ですよ (4/5ページ)

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従って、病的な清潔さを求めたり、必要以上に「つり革」の汚染を回避しても、余り意味は無いのではないでしょうか?

それより、ノロウィルスやインフルエンザウイルスが、人が外出して、色々なものと接触した結果、自分の意図に反し、付着してしまったかも知れない手や、喉を洗ったり、うがいして、それらを排除するための習慣を、確り自分や子供達のために徹底させることこそ、最も現実的な対応策だ、と筆者は考えるのです。

似たような例について、ちょっと付け加えると、何年か前に、何人かの同好の士と共に、とある居酒屋に入った時のことです。いいご機嫌になりかけたとき、一人の女性がカウンターの隅をゴキブリが走り抜けたのをみて、声を上げると共に、もう、その後は料理などに手を付けるのを「嫌だ」と言い始めました。

そりゃ、誰でも、そんな状況を歓迎する気は無いでしょうが、筆者は別に箸を止めることも無く、平気で飲食していたところ、件(くだん)の女性が「気にならないのですか?」と声を掛けて来たのです。

その時の筆者の答えはこうです。「そんなこと一々気にしていたら、外食なんて出来ませんよ。」「ゴキブリなんか、外から飛んで来ることもあるし、自分で最初から最後まで目を離さずに、作った料理ならいざ知らず、それ以外は偶々目についたから、と言って気にしていても始まりませんよ、自分の知らないところで、どんなことが起こっていたか?分かりゃしませんからね。」

実際、そうでしょ。単に「知らぬが仏」ということですよ。無論、ちゃんとした店では、最大限の努力は払っているでしょうし、保健所の目も光っているでしょうから、我が国の外食店は先ず、安心してよい、とは思います。

それでも、無菌室で完全滅菌状態の食事を摂るのとは、わけが違いますよね。

一般的な状況で、食事を摂れば、室内の空気中からでも、目に見えないような塵や微小生物が、容器に盛られた食事の上にも、たとえ微量なりとも降り注いでいるに違いないことは、先ず否定できないでしょう。

だからと言って、人体に直ちに悪影響を及ぼすような心配など、先ず無い筈ですよ。

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