なぜに野ざらし…?鎌倉の大仏に大仏殿が無い理由は自然災害にあり (1/2ページ)

Japaaan

なぜに野ざらし…?鎌倉の大仏に大仏殿が無い理由は自然災害にあり

高徳院「阿弥陀如来像」

江ノ島電鉄「長谷駅」で下車し、歩くこと9分ほど。神奈川県鎌倉市長谷の浄土宗の寺院「高徳院」に、鎌倉といえば大仏!と言われるほど有名な「長谷の大仏」があります。

高さ約11.39メートルの緑色のボディに、穏やかな表情を浮かべて鎮座ましますこの大仏の正式名称は「銅造阿弥陀如来坐像」

よく見ると鎌倉の大仏には、不思議な点があります。

奈良の「東大寺」の大仏「虞舎那仏像」は、大仏殿の中に安置されています。しかし鎌倉の大仏には、大仏殿がありません。鎌倉の大仏の全身が緑色なのは、野ざらしにされていることで本体の銅が酸化し、「緑青」と呼ばれる錆に全体が覆われてしまったからです。

鎌倉の大仏の歴史

高徳院の開基(創立者)や開山住職、また大仏の造られた経緯などは、現在でははっきりとは分かっていません。

鎌倉時代に編纂された歴史書『吾妻鏡』によると、暦仁元年(1238年)に、現在の場所に大仏が建立され始め、寛元元年(1243年)に開眼供養が行われたという記録があります。

出典:写真素材足成

この時、大仏は現在のような銅製ではなく、木造でした。

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