心臓の鼓動が充電をまかなう、未来のペース・メーカー (1/2ページ)
スイスとアメリカの科学リサーチャーたちが、未来の医療器具を製作中である。バッテリーを変更しなくとも、半永久的に使用できるペースメーカーがそれだ。
■ 腕時計の原理を利用
たとえば腕時計は手首の動きや振動を元にして作動するが、それと同様に心臓の鼓動が、リードと呼ばれる電線を伝わりペースメーカーに流れ、バッテリーを常に動かし続けるのだという。
一般のペースメーカーは、このリードを介し、心臓の鼓動をシグナルとしてチェックし続ける。そして、鼓動に乱れがあった場合に感知し、電気の刺激を与えて治療を行う仕組みになっている。
Source: http://www.damngeeky.com/2017/01/13/46575/swiss-watch-style-device-will-power-pacemakers-will-powered-heart.html
しかし、ペースメーカーの心臓ともいえるバッテリーが上がってしまえば、当然ながら新しいものに交換しなくてはならない。ただ、体内に取り付けられたペースメーカーのバッテリー交換、となれば、おいそれとは簡単にいかない。
この問題を解決すべく、スイス・ベルン大学のリサーチャー、アンドレアス・ハーベリン氏と、アメリカ・ミシガン大学のリサーチャー、エイドリアン・トゥブフェン氏のふたりが、腕時計のコンセプトを参考にし考案したのが、バッテリー変更のいらないペースメーカーだ。「人間の心臓は強力な収縮を伴いながら動き続けているが、そのパワーは電池の役割を立派に果たせる」と2人は話す。