多くの人々の心に刻まれる名車ホンダ・シビックが復活。新時代を築くことはできるのか? (3/4ページ)

イキなクルマで

先代のモデルと同様に、海外ではベストセラーカーとなるほどの人気を得ていました。しかし、国内の販売台数の減少に歯止めはかからず。2001年に発売されたホンダ・フィットの登場により、さらに低迷していきます。

■8代目 2005年~2010年 高級化と縮小路線、そして撤退photo by 本田技研工業株式会社

7代目の5ドアハッチバックが販売不振だったことと、フィットとバッティングすることから国内仕様ではハッチバックが廃止され4ドアセダンのみの販売となり、フェリオのサブネームは廃止、4WDの設定もなくなるなど、一気にラインナップは縮小されました。エンジンは1.8L、2.0Lそしてハイブリッドも登場しました。なお、お馴染みの通称名も与えられませんでした。

そして2010年9月をもってシビックの日本仕様は販売終了となったのです。

■6年ぶりに日本に帰ってくるシビックphoto by 本田技研工業株式会社

そんなホンダの屋台骨を担ってきたといっても過言ではないホンダ・シビックですが、1月に千葉・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2017」において、6年ぶりとなる新型ホンダ・シビックシリーズがリリースされることが明らかとなりました。

新型シビックシリーズはすでに欧州、米国でデビューしていますが、これまで日本国内では販売されていませんでした。しかし、この出展において日本での発売が再開されることが正式に発表されたのです。

エクステリアは、ワイド&ロープロポーションと新しいホンダのファミリーフェイスやエッジを強調させたサイド周りとなり、セダンとクーペのリア周りは独自のデザインがあたえられています。4ドアクーペのようなアグレッシブなデザインはダイナミックさがプラスされ、サイズはかなり大きくなりましたが、いわゆるCセグメントの範囲内に収まっています。

また、センタータンクレイアウトに変わる「グローバルプラットフォーム」により車体はねじり剛性の向上と軽量化を実現。

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