3D映像は子どもに見せても大丈夫? 目に与える影響を眼科医が解説 (1/3ページ)
VRや3D映画など、近年では映像が飛び出したり、まるで別世界にいるような感覚になるバーチャル機器が増えていますね。
しかし、このような映像による目の影響、特に小さいお子さんなどが利用しても問題はないのでしょうか。
今回は3D映像が与える目への影響、子どもへの影響、3D映像で目への影響を減らす方法などを眼科医の岡先生に解説していただきました。
3D映像が与える目への影響

ステレオ3D映像は人間の目で実際に見た映像と異なり、奥行きが変化したり歪んだりする結果、不自然さや見づらさがおこり
眼精疲労の原因になります。
代表的な3D映像の不自然さとしては被写体の厚みが感じられない、実際より小さく感じるなどがあります。
他にも、瞳孔間距離(瞳と瞳の間の距離)の短い若年者は大人よりも影響を受けやすくなります。
また、以下の症状を持っている方は3D視聴で眼精疲労を生じやすくなります。
・視力の左右差がある
・
斜視などの眼位のズレがある
・目の位置をまっすぐに保ち、両目で立体的に物が見えるかなどの両眼視機能の問題がある
・目を内に寄せれない輻輳不全(ふくそうふぜん)がある
3D映像による子どもへの影響

3D映像は、子どもにも問題はないとされていますが、6歳ごろまでの子どもは見ようとする物にピントを合わせたり、視線を少し寄り目にして近くの物を見る機能の発達途上にあります。